様々な制度や方法論が行き詰っている。やみくもに前に進んでいればそれなりにつじつまが合う時代は過ぎ去った。
時代は「編集」を求めている。
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E■引用(盗んで補う) 比喩・推理・引用・例示・補償 M■劇化(物語で遊ぶ) 筋道・脚本・劇化・遊戯
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【64編集技法コラム】編集思考素

 編集を駆動する方法の型が編集思考素です。これらは型を持ったデフォルト(情報の宿、情報を待つ空欄)であり、意味の発生装置です。三間連結型、三位一体型、二点分岐型、一種合成型、二軸四方型の五種の型があり、これらを組み合わせて用いると、これまで述べてきた編集を駆動することができます。
 三間連結型は時間・空間の推移に従って、3つの情報を等間隔に配置する方法。この三間連結によって事態の推移の意味が現れてきます。
 三位一体型は正三角形の頂点に不明な概念や事象の特性を配置して、それらを規定する方法で、応用例としてはキリスト教の神を規定した三位一体が有名です。
 二点分岐型はある概念や事象を2つの特性的な概念や事象に分岐させる方法で、意味の構造が腑分けされます。一種合成型は2つの概念や事象から1つの概念や事象を形成する方法。これは大部分の新語や新製品の発明法です。
 最後の二軸四方型は2つのベクトルを十字型に組み合わせたマトリックス。ここから2つの編集が発生します。第1の編集はこのマトリックス上に新たな意味を帯びた動転が発生することにあり、例えば距離と時間というマトリックスから新たな速度という動点が出現します。
 第2の編集は4つの象限に意味が発生することにあり、プロダクト・ポートフォリオ・マトリックスなどに用いられています。これらの編集思考素を複合的に用いることで、編集的世界像を構築することができるのです。

(64編集技法解説: 編集学校師範 高橋秀元)

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