【64編集技法コラム-09】原型(型にして見る)
私たちはいつも情報の型(タイプ)の編集をいつも気にしています。エルメス、ヴィトン、シャネルなどのブランドによって着る人のタイプが発信され、カラス族、アーバンライフ族、渋谷のシブカジ、上海の月光族なども情報の型によって生き方を主張しています。
おめでたい色や模様を一斉に連ね、配列し、組み合わせてお祭の図柄や意匠、装飾をつくるのも、同質の情報を合わせたり、対称的なタイプの情報を拮抗させて楽しむ花札やトランプも型の編集です。
情報の型を用いて、伝説や事物の展開を図示したり、図説化することは古くから行われ、フローチャートやアクセスマップ、挿絵などにもなっています。陰陽や五色、五行から宇宙模型やマンダラまで、情報の型にはイメージの大元に当たる「原型」が潜んでいて、それが現代的な型となって現れることも少なくないのです。
(64編集技法解説: 編集学校師範 高橋秀元)






