様々な制度や方法論が行き詰っている。やみくもに前に進んでいればそれなりにつじつまが合う時代は過ぎ去った。
時代は「編集」を求めている。
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☆■収集(分けると分かる) 収集・選択・分類・流派・系統 H■焦点(ニュースにする) 焦点・報道・統御
A■編定(縮めて伝える) 編定・要約・凝縮・翻訳・結合 I■境界(区切りを変える) 境界・場面
B■原型(型にして見る) 原型・模型・適合・列挙・配置・意匠・装飾・図解 J■周期(リズムをつける) 周期・曲節
C■順番(繋げて較べる) 順番・規則・交換・競合・比較・共鳴 K■諧謔(おおげさにする) 歪曲・不調・輪郭・諧謔
D■暗示(含みを持たせる) 暗示・相似・擬態・象徴 L■形態(構造を見つける) 構造・形態・生態
E■引用(盗んで補う) 比喩・推理・引用・例示・補償 M■劇化(物語で遊ぶ) 筋道・脚本・劇化・遊戯
F■注釈(付け加える) 注釈・付加・削除・拉致・保留・代行 N■綜合(みんなまとめる) 総合・創造
G■模擬(測って調べる) 模擬・測度・強調・変容 △■編集思考素

【64編集技法コラム-29】暗示(含みを持たせる)

 われわれのまわりは暗示情報に満ちています。白鳥のような人という表現は、白鳥がギリシア神話のレダや中国の天女であることを暗示することで、痩身で色白の美しい女性を想起させます。寿司屋では「さーい」、「とーし」といった言葉が飛び交います。それは「さてもおもしろい」を1から9の数字に当てはめた符丁で、「さーい」は19、「とーし」は37。これらを上手に使って、お客にさとられないように数字を伝えます。
 このような暗示の編集は似たような情報を集め、類似化を進め、カテゴリー(範疇)を形成します。ある範疇が常態化すると、それに似せた擬態や偽物が生じるとともに、カテゴリーの共通性を代表するシンボルやそれを表示するアイコンが働きます。

(64編集技法解説: 編集学校師範 高橋秀元)


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