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    <title>□コンセプト・ノート―Navi.坂井直樹</title>
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    <title>機能から考えだされたデザインは美しい?</title>
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    <published>2006-01-31T01:47:34Z</published>
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        <![CDATA[「機能から考えだされたデザインは美しい」というコピーをよく目にするが、僕は賛成しかねる。機能美の話は何度も言われ続けたし、ある程度の理はある。しかし、機能美論だけで世の中の美しいデザインのすべてを説明するには無理がある。ビルバオにあるグッゲンハイム美術館の官能的な曲線をデザインしたフランク・ゲーリーは機能美を語らない。倉俣史郎のすわれない椅子は機能美としてのデザインとしては説明がつかないが十分に美しい。そういう「坂井直樹的デザイン論」にいたったのは、小さいときから、生活の役に立たないが、美しい骨董を京都のおばの店で見ていたからかもしれない。

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    <title>デザインのたくらみ</title>
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    <published>2006-01-31T01:30:53Z</published>
    <updated>2006-01-31T01:32:54Z</updated>
    
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        「デザインのたくらみ」は約四年間もの間をかけて雑誌PENで書き続けた続けた連載を単行本にまとめあげたものです。いま「デザインのたくらみ」を書き終えて考えることは、「百聞は一見にしかず」という言葉の真逆の作業であったということです。デザインを視覚に頼らずに説明することはある種の矛盾があります。つまり写真が一枚あれば伝わることを敢えて 1000文字以上のテキストで表現するのです。しかし実はこの作業は意外に面白いことにも気がつきました。つまり見たとおりだけではなく、資料を集め考え、そしてそのデザインに潜む意図を発見する楽しみも多々ありました。またテーマが立派なときには、意外と文章が面白くないことも、あらたな発見でした。ちなみに、「爪楊枝」や「駅弁」など、普通のデザインの目線からはとるに足らないものが意外と評判が良かったテーマです。
　僕のこれまでの人生の大半は、コンセプトを考えデザインして、商品として売るということに費やしてきました。ファッションからプロダクトへとジャンルは変わりましたが、デザインへの基本姿勢は全く変わっていません。昔も今も「誰もやった ことがないからこそ、やる価値がある。今、世の中に無いものを作ることにデザインの役割がある」と僕は考えています。
        
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    <title>ボク、坂井直樹とは？</title>
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    <published>2006-01-06T01:51:47Z</published>
    <updated>2006-01-06T02:01:33Z</updated>
    
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        自分自身のことを「コンセプター」と呼んでいます。自分はデザイナーではないし、ディレクターやプロデューサーでもない。もともと思いつきで使い始めた肩書きなので明確な定義はありません。
デザイナーやディレクターといった仕事が渾然一体となった姿かもしれませんし、それらを包括する上位概念であるかもしれない。いずれにしても、ひとつの形にとらわれない僕自身の好奇心を表現した肩書きだと思っています。
では、コンセプターとしての僕がどんなビジネスをしているのかですが、なかなか同じようなビジネスを行なっている企業や人間が少ないので、説明が難しいですが、ナイキという会社が僕のビジネスのスタイルとかなり近い形態だと思っています。ナイキは自社で製品を作っているわけでも流通を行なっているわけでもありません。彼らが手がけているのはブランディングとマーケティング、そしてデザインです。
        
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